ウォークインクローゼット(WIC)のリフォームは、多くのメリットがありますが、計画を誤ると「よくある失敗」に陥り、後悔することもあります。今回は、ウォークインクローゼットリフォームで避けるべき失敗と、そのための対策について解説します。最もよくある失敗の一つは、「収納量が足りない」というケースです。広い空間を確保しても、内部の収納システムが不適切だと、結局物が収まりきらなくなります。対策としては、リフォーム前に「何を、どれくらい収納したいのか」を具体的にリストアップし、それに合わせてハンガーパイプの長さ、棚の数と奥行き、引き出しの量などを詳細に計画することが重要です。次に、「湿気やカビが発生する」という失敗です。WICは密閉されやすく、換気不足だと湿気がこもり、衣類にカビが生える原因となります。対策としては、窓がないWICには必ず「換気扇を設置」しましょう。また、通気性の良い扉(ルーバー扉など)を選んだり、扉の下に隙間を設けたり、除湿剤を置くなどの工夫も有効です。さらに、「使いにくいレイアウト」という失敗もよくあります。例えば、通路が狭すぎて人がすれ違えなかったり、奥の物が取り出しにくかったりするなどです。対策としては、WICの広さに応じて適切なレイアウト(I型、II型、L型、U型)を選び、通路幅を十分に確保することです。少なくとも60cm~80cm程度の通路幅があると快適に利用できます。そして、「照明が暗い」という失敗もあります。内部が暗いと衣類の色が判別しにくく、物を探しにくくなります。対策としては、全体照明に加え、ハンガーパイプの上や姿見の横に部分照明を設置するなど、明るさを確保する計画を立てましょう。これらの失敗と対策を事前に理解し、専門家と綿密な打ち合わせを行うことで、理想的で使いやすいウォークインクローゼットを実現できます。